拈華微笑 南無父母不二佛

何でも仏教徒として思いついたことを書きます

2021年2月のブログ記事

  • 仏教聖典第237版 ほとけ 勝(すぐ)れた徳

    第1章史上の仏 第1節 偉大な生涯 一、ヒマラヤ山の南のふもとを流れるローヒニー河のほとりに、釈迦族の都カピラヴァスツがあった。その王シュッドーダナ(浄飯じょうぼん)は、世々純正な血統を伝え、城を築き、善政をしき、民衆は喜び従っていた。王の姓はゴータマであった。  妃(きさき)、マーヤー(摩耶夫人... 続きをみる

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  • 仏教聖典第237版 おしえ ほとけの救い

    第五章 仏の救い 第一節 仏の願い 一、人びとの生活は、すでに説いたように、その煩悩は断ちにくいものであり、また、初めもわからない昔から、山のような罪業をになって、迷いに迷いを重ねてきている。だから、たとえ仏性の宝をそなえていても、開き現わすことは容易ではない。  この人間 の有様を見通された仏は... 続きをみる

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  • 仏教聖典第237版 おしえ 煩悩 人の性質

    第二節 人の性質 一、人の性質は、ちょうど入り口のわからない藪のように、わかりにくい。これに比べると、獣の性質はかえってわかりやすい。このわかりにくい性質の人を区分して、次の四種類とする。  一つには、自ら苦しむ人で、間違った教えを受けて苦行する。  二つには、他人を苦しめる人で、殺したり盗んだり... 続きをみる

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  • 仏教聖典第237版 おしえ さとりの種~煩悩

    第三章 さとりの種 第一節 清らかな心 一、人にはいろいろの種類がある。心の曇りの少ないものもあれば、曇りの多いものもあり、賢いものもあれば、愚かなものもある。  善い性質のものもあれば、悪い性質のものもあり、教えやすいものもあれば、教えにくいものもある。  例えていうと、青・赤・黄・白、色さまざ... 続きをみる

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  • 仏教聖典第237版 おしえ

    おしえ 第一章 因縁 第一節 四つの真理 一、この人間世界は苦しみに満ちている。生も苦しみであり、老いも病も死もみな苦しみである。怨みあるものと会わなければならないことも、愛するものと分かれなければならないことも、また求めて得られないことも苦しみである。まことに、執着(しゅうぢゃく)を離れない人生... 続きをみる

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  • 仏教聖典第237版 はげみ 信仰の道と仏のことば

    第三節 信仰の道 一、仏と教えと教団に帰依する者を、仏教の信者という。 また、仏教の信者は、次に説く戒律と信仰と布施と智慧とを持っている。  生きものの命を取らず、盗みをなさず、よこしまな愛欲を犯さず、偽りを言わず、酒を飲まない。この五つを守るのが信者の戒である。  仏の智慧を信ずるのが信者の信で... 続きをみる

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  • 仏教聖典第237版 はげみ さまざまな道

    第二節 さまざまな道 一、さとりを求めるものが学ばなければならない三つのことがある。それは戒律と心の統一(定じょう)と智慧の三学である。  戒とは何であるか。人として、また道を修める者として守らなければならない戒を保ち、心身を統制し、五つの感覚器官の入口を守って、小さな罪にも恐れを見、善い行いをし... 続きをみる

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  • 仏教聖典第237版 はげみ 第二章 実践の道

    第二章 実践の道 第一節 道を求めて 一、この宇宙の組み立てはどういうものであるか、この宇宙は永遠のものであるか、やがてなくなるものであるか、この宇宙は限りなく広いものであるか、それとも限りあるものであるか、社会の組み立てはどういうものであるか、この社会のどういう形が理想的なものであるか。これらの... 続きをみる

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  • 仏教聖典第237版はげみ 第一章第三節 仏のたとえ

    第3節 仏のたとえ 一、遠い昔、棄老国(きろうこく)と名づける、老人を棄(す)てる国があった。 その国の人びとは、だれしも老人になると、遠い野山に棄てられるのがおきてであった。  その国の王に仕える大臣は、いかにおきてとはいえ、年老いた父を棄てることができず、深く大地に穴を掘ってそこに家を作り、そ... 続きをみる

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  • 仏教聖典第237版 はげみ第一章さとりへの道

    第一章 さとりへの道 第一節 心を清める 一、人には、迷いと苦しみのもとである煩悩(ぼんのう)がある。この煩悩のきずなから逃れるには五つの方法がある。  第一には、ものの見方を正しくして、その原因と結果とをよくわきまえる。すべての苦しみのもとは、心の中の煩悩であるから、その煩悩がなくなれば、苦しみ... 続きをみる

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  • 仏教聖典第237版なかま第三章 仏国土の建設

    第三章 仏国土の建設 第一節 むつみあうなかま 一、広い暗黒の野原がある。何の光もささない。そこには無数の生物がうようよしている。  しかも暗黒のために互いに知ることがなく、めいめいひとりぼっちで、さびしさにおののきながらうごめいている。いかにも哀れな有様である。  そこへ急に光がさしてきた。すぐ... 続きをみる

  • 仏教聖典第237版なかま第二章第三節 もろ人のために「日本国憲法」

    沼田恵範師の業績仏教聖典中「もろ人のために」の内容が1266版令和2年発行本ではすべて削除されていたのでこちらに追補して沼田師がじかに監修した昭和60年237版を復刻した。ほかの237版仏教聖典ページでも復刻部分をカラー文字で示した。 https://hougakumasahiko.muragon... 続きをみる

  • 仏教聖典第237版なかま第二章第二節 女性の生き方

    沼田恵範師の業績仏教聖典中「もろ人のために」の内容が1266版令和2年発行本ではすべて削除されていたのでこちらに追補して沼田師がじかに監修した昭和60年237版を復刻した。ほかの237版仏教聖典ページでも復刻部分をカラー文字で示した。 https://hougakumasahiko.muragon... 続きをみる

  • 仏教聖典第237版なかま第二章 生活の指針

    第二章 生活の指針 第一節 家庭のしあわせ 一、災いが内からわくことを知らず、東や西の方角から来るように思うのは愚かである。 内を修めないで外を守ろうとするのは誤りである。  朝早く起き出て口をすすぎ、顔を洗い、東西南北、上下の六方を拝んで、災いの出口を守り、その日一日の安全を願うのは、世の人のす... 続きをみる

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  • 仏教聖典第237版なかま第一章 人のつとめ 第一節 第二節

    第一章 人のつとめ 第一節 出家の生活 一、わたしの弟子になろうとするものは家を捨て世間を捨て財を捨てなければならない。 教えのためにこれらすべてを捨てたものはわたしの相続者であり、出家とよばれる。  たとえ、わたしの衣の裾(すそ)をとって後ろに従い、わたしの足跡を踏んでいても、欲に心が乱れている... 続きをみる

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  • 偲び草令和三年旧正月歌始め句始め

    遠き世の母と電話で語らいき疾早(はや)く会いたし夢のまた夢 梅一輪雨水の風に温(ぬ)くまるる 彼の岸の母に逢いたし春日かな 三年(みとせ)とも三百年(みももとせ)とも云わざりき燃草(もぐさ)の煙絶えずあらなむ

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  • 【忘るまじきは民の父母(ちちはは)2.13福島沖震度6大地震】

    【忘るまじきは民の父母(ちちはは)2.13福島沖震度6大地震】 hougakumasahiko.hatenablog.com/entry/2021/02/16/205434 【父母の親心大慈悲恩重経】 必見!緊急イビデンス【目覚めよ日本人 vol.23「イカれてる!!マスク強制?わく●圧力…」】 ... 続きをみる

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