拈華微笑 南無父母不二佛

何でも仏教徒として思いついたことを書きます

吾妻さだ美大三島鶴姫生誕の日は親鸞聖人生誕日

鶴姫辞世の挽歌
わが恋は三島の浦のうつせ貝むなしくなりて名をぞわづらふ


吾妻さだ美鶴姫をぞ悼みて詠める
吾(わ)が先に散るべきものをなどて春一夜を待たず君の散るとは


憶(おも)えば初めて出会ったのは我23歳松山市の喫茶店飛騨に初めて入りしときそこにいた美しい目の大きなこぼれる笑顔の久万美人。彼女も言っていたが我も同じく一目で恋に落ちたのである。そして7年後我30歳にして結婚し、呉、岩国、水戸、岩国と伴(つ)れ添うて33年の光陰を二人で共にして今年3月永遠の別れを迎えた。
我が人生で最も長い時間を君と同じくしたこの世を君もまた君の一生で最も長く深く吾と同じくした。
初めての逢瀬は北条の鹿島で鹿の見る中抱き合うたその肌の白く優しく美しきを忘れることはない。
その優しき瞳と声音を息の根の続く限り忘れざるものを。
5月1日生きている君と知覧の特攻隊記念館で逢うて手を取り楽しく語り合うたその笑顔をたとえ死すとも決して忘れぬ。
現し世をあの世とぞ思う通りがけ同行二人夫婦成仏
おんあみりたていぜいからうん三反
おんかかかびさんまえいそわか三反
おんあろりきゃそわか三反
おんころころせんだりまとうぎそわか三反
おんさんまやさとばん三反
南無阿弥陀仏十反
南無釈迦牟尼仏七反
南無父母不二佛二反
南無三宝遍照金剛

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