身を養えば病無し
「てのひらを合わしてとなえ皆ほとけ
いただきますとごちそうさまと」
道を修めるには身体が無くてはならない。
そして道を修めれば全ての病から離れることが出来る。
逆に考えて、病から離れるためには道を修めることを要し、
道を修めるには身体を養わねば思っても修めることができない。
食は身を養うために摂らなければならない。
決して好き嫌いや善悪を貪る心で食を摂らないようにしなければ身を養うことが出来ず、
養うことを忘れてほしいままに食すれば多くの便の毒が便秘して大腸に残り、
大腸で便毒が再吸収されることによって血液に含まれて毒が全身の隅々まで行きわたり、
無我の我が身に親からもらって全身に配置された専守防衛免疫自衛隊の白血球システムが、すべて便毒にやられて、自律神経中枢失調する。
自律神経は生物の生命活動のすべてを司る「命の司令塔」であり「気の中心」だから、
「気」を病んで元気を失えば生老病死の宿命を持つ人間があらゆる病気になるのである。
このゆえに「身は貪(むさぼ)りの毒によって破れる」とお釈迦様はお教えたまうのである。
お釈迦様に帰依して仏様に成られた弘法大師真言如来さまが無上の仏性を持つ人々皆に、
一人残らず平等に次のようにお教え賜った。
「身を養い道を修めるための食の摂り方は簡単な作法がある。
既に見たように順序を立てて考えれば、全ての病は食から来ることが判るであろう。
病を離れて身を養う食の摂り方は次の如く先達が教えて下さった。
何か食べ物や水分を口にするたびに、次の作法を繰り返せば病を全て離れることが出来る。
それはこうである。
山口県熊毛郡平生町宇佐木真言宗御室派神峰山般若寺
御本尊聖徳太子弘法大師般若皇后用明天皇満野長者夫婦塚
【食事略作法(合掌)』
食前のことば(御真言)
一粒の米にも万人の労苦を思い
一滴の水にも天地の恩徳(おんどく)を感謝し
ありがたくいただきます
食後のことば(御真言)
今すでに有難き食を受け、力身に満つ
願わくば身を養い心を修め報恩の道にいそしみます
すなわち、一粒の米にも一滴の水にも、
心がどんなに貪欲に欲しようとも、
口に入れる前に食前の言葉を唱えてから飲食する。
そして飲食し終わったら、
必ず食後の言葉を文字どおり一言一句たりとも違えずに、
心を空にして唱えれば、
全ての病から離れることを得るのである。」
これを、
心の貪りを捨てて瞋恚を離れ仏智を心に生じて愚かさの闇を払い、
とらわれや偏りの無い心を得て道につく、
唯一無二の佛法即ち大慈悲であるとして、
衆生が皆悉く成道し涅槃寂静を得る唯一無二の作法とする。
我等先祖代々無有百姓仏法に帰依するムー文明を営為(いとな)んだ、
ムー大陸指導者の直系子孫大和民族三宝帰依菩薩国民は、
一粒の米と一滴のしずくに対し謹んで恭しく無我の作法を行じることによって、
すべての人が仏から植えられた一人一人の仏性を開き、
独り仏性が開けば周りも次々に燎原の火の如く仏性を開いて、
先祖代々全ての老若男女が皆悉く同じ正等不二の即身成仏、
即ち拈華微笑涅槃寂静の成道を成し遂げてきた。
これが真言である。
「頂きます」「ごちそうさま」の簡略された言葉では無く、
一粒の米も一滴のしずくも対面すれば必ずこの御真言を唱えることで、
即身成仏の仏様が現れ、東方蓮華国瑠璃光浄土が花開くのである。
それが、以下御真言である。
「食事略作法合掌(いただきますとごちそうさまの代わりに真言を唱える)」
食前のことば=頂きますの真言
合掌
一粒の米にも万人の労苦を思い
一滴の水にも天地の恩徳(おんどく)を感謝し
ありがたくいただきます
食後のことば=ごちそうさまの真言
合掌
今すでに有難き食を受け、力身に満つ
願わくば身を養い心を修め報恩の道にいそしみます
「この世をば同行二人ほとけさま即身成仏不二の真言」
【此の世をば彼岸へ度(わた)すほとけさま同行二人即身成仏】
「てのひらを合わしてとなえ皆ほとけ
いただきますとごちそうさまと」
「てのひらを合わしてとなえほとけさま
いただきますとごちそうさまと」