武士道の言葉 その24 「山岡鉄舟」その2 - 「永遠の武士道」研究所所長 多久善郎ブログ

山岡鉄舟その二(『祖国と青年』平成26年7月号掲載)晴れていても曇っていても富士山の堂々たる姿は変わる事は無い。晴てよし曇りてもよし富士の山もとの姿は変らざりけり(明治五年十二月「朝廷に奉仕する事」)山岡鉄舟の残した和歌の中でもっとも有名なのがこの歌である。それは、明治五年に書いた「朝廷に奉仕する事」という文章の最後に記されている。鉄舟は、徳川慶喜公の使者として西郷隆盛との談判に赴いた様に、徳川将軍の直参(直属の臣)だった。明治維新後も鉄舟は徳川家に随行して静岡に移り、政府から静岡藩権大参事に任命されていた。明治四年の廃藩置県後、茨城県参事や伊万里県令に任じられていたが、明治五年に、かつての同僚の勝海舟や大久保一翁から「皇国への忠心があるなら、朝廷に是非仕えて欲しい。西郷隆盛や大久保利通もその事を期待している。...武士道の言葉その24「山岡鉄舟」その2

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